
MACOM、AIインフラ需要で株価上昇
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/10 14:15
半導体メーカーのMACOMテクノロジー・ソリューションズ(MTSI)が、AI(人工知能)インフラ需要の加速を背景に、力強い業績成長を示しています。
同社が発表した2026年度第3四半期(2024年3月期)決算では、売上高が前年同期比35.8%増を記録しました。調整後営業利益は同約70%増と、売上高を上回る伸びを見せ、高い収益性を証明しました。
特に注目されるのは、データセンター分野の需要の強さです。同四半期のデータセンター関連売上高は、前四半期比で35%増と急成長しました。これは、既に大きな収益基盤があるにもかかわらず、需要がさらに加速していることを示唆しています。ブック・トゥ・ビル比率(受注残高と売上高の比率)も過去最高の1.6倍を記録しており、今後の受注が売上を大きく上回る見通しです。
MACOMは、データセンター向け半導体のコンテンツ(製品あたりの搭載量)増加により、2027年度にはデータセンター関連売上高が年率約50%で成長する可能性があると見ています。これは、1.6T(テラビット)イーサネット、フォトディテクター、NPO(ネットワーク・プロセッシング・ユニット)、そして将来的にはCWレーザーといった先端技術の普及が後押しすると考えられています。
粗利益率は59.7%に達し、経営陣は2027年度には営業利益率を40%超、第4四半期には約37%まで引き上げることを目標としています。これは、高付加価値製品へのシフトと、規模の経済によるコスト削減が奏功していることを示しています。
現在の株価は、2027年度予想利益の36.6倍の水準にあり、割高感もあります。しかし、アナリストは、今後も業績予想が上方修正され、利益率が拡大し続けることで、株価はさらに上昇する可能性があると見ています。AIインフラ関連銘柄として、MACOMの今後の実行力と成長に市場の期待が集まっています。
Source: Seeking Alpha
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