
ビシェイ、AI需要で業績上向く
MarketBeat
公開日時: 2026/08/09 15:55
Sentiment Analysis
半導体・電子部品メーカーのビシェイ・インターテクノロジー(VSH)は、第2四半期決算で予想を上回る好調な業績を発表しました。調整後売上高は9億1900万ドルとなり、前期比9.5%増、前年同期比では20.5%増となりました。調整後1株当たり利益(EPS)も、前年同期のマイナス0.07ドルからプラス0.19ドルへと改善しました。
同社の受注残高(バックログ)は前期比18%増の19億ドルに達し、ブック・トゥ・ビル比率(受注額を受注残高で割った値)も1.32と、健全な需要を示しています。特に、産業機器、AI関連、自動車、航空宇宙・防衛といった分野での需要が牽引しました。
ビシェイは、第3四半期の売上高見通しを9億4500万ドル~9億7500万ドル、粗利益率を約24%と設定しており、引き続き成長軌道に乗ると見ています。この成長を支えるため、ドイツの12インチウエハー工場や、その他コンデンサ・半導体製造能力の増強に積極的に投資しています。これは、特にAI関連の需要拡大に対応するためです。
同社のCEO、ジョエル・スメイカル氏は、「顧客はリードタイムの長期化や製品供給への懸念から、注文の可視性を高めている」と説明。多くの顧客が6ヶ月先まで予測し、AI関連では52週間以上先まで注文を入れるケースもあるとのことです。また、金属、材料、物流コストの上昇を受け、第4四半期以降、約3分の1の製品で価格改定を実施したことも、業績を押し上げる要因となりました。
流通チャネルにおける在庫水準は18週に減少し、販売実績(ポイント・オブ・セール)は前期比4.7%増、前年同期比では20.5%増と、需要が実需に支えられていることを示唆しています。スメイカル氏は、現在の注文活動は「かなり合理的」であり、過剰な二重注文の兆候は見られないとの見解を示しました。
Source: MarketBeat
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