
Sprott、金銀価格下落で運用資産減も、利益は増加
MarketBeat
公開日時: 2026/08/09 07:05
Sentiment Analysis
貴金属投資運用会社のスプロット(Sprott)は、第2四半期決算説明会で、金や銀の価格下落に伴い運用資産残高(AUM)が減少したものの、平均AUMの増加により利益は増加したと発表しました。
同社の第2四半期末のAUMは556億カナダドルとなり、前期比で95億カナダドルの減少となりました。これは、金価格が14.1%、銀価格が22%下落したことや、投資家が利益確定を行ったことが主な要因です。特に、現物貴金属ファンドからの純資金流出が4億カナダドルに達しました。
しかし、平均AUMは前年同期比で70%増加し639億カナダドルとなったことが、利益を押し上げました。第2四半期の純利益は3430万カナダドルと、前年同期の1350万カナダドルから大幅に増加しました。調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)も前年同期の2550万カナダドルから倍増し、5080万カナダドルとなりました。
スプロットのホイットニー・ジョージ最高経営責任者(CEO)は、貴金属市場のボラティリティ(価格変動性)の高まりを指摘しつつも、政府債務の増加、財政赤字、通貨価値の低下、そして伝統的な国債市場以外での準備資産への需要といった、金に対する長期的な支��要因は依然として存在すると述べました。
一方、ウラン、銅、レアアースといったエネルギー安全保障に関連するテーマへの投資家の関心は高まっており、これらの「クリティカル・マテリアルズ(重要鉱物)」関連の上場投資信託(ETF)では純資金流入が見られました。同社は、新規ファンドがより速いペースで規模を拡大していること、また、ファンドレイズ(資金調達)とプライベート戦略事業の拡大を継続していることを明らかにしました。
Source: MarketBeat
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