
ペトロブラス、過去最高の利益を記録
MarketBeat
公開日時: 2026/08/09 01:45
Sentiment Analysis
ブラジルの国営石油会社ペトロブラス(PBR)は、2026年第2四半期の決算を発表し、ドル建てでの経常純利益、および会社記録となる粗利益で過去最高を記録しました。これは、原油生産量の増加、製油所の稼働率向上、輸出の拡大、そしてブレント原油価格の上昇に支えられたものです。
調整後EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)は200億ドルに達し、前期比で70%増加しました。原油生産量は日量270万バレルとなり、前年同期比15%増加し、同社の目標を上回りました。製油所の稼働率は101%に達し、輸入量は40%減少しました。
ペトロブラスは、2026年後半に向けて、日量約27万バレルの追加生産能力を維持しています。また、同社は融資を29億ドル返済し、四半期末の純負債は604億レアルとなりました。さらに、契約再交渉により、2030年までに10億レアル以上のキャッシュフロー削減を見込んでいます。
経営陣は、現在は高利回りプロジェクトへの投資と負債削減を優先しているため、特別配当の実施は現時点では考えにくいとの見解を示しました。
同社のマグダ・シャンブリアール社長は、過去10四半期以上にわたり原油価格が現在水準を上回っていた時期があったものの、今回の業績はオペレーションの実行力がもたらしたものであると強調しました。同社は資産売却なしでこの記録的な業績を達成したとのことです。
第2四半期の原油生産量は日量270万バレル(ガスを含めると日量300万バレル超)に達し、これは目標の250万バレルを日量20万バレル上回るものでした。フェルナンド・メルガレホ最高財務・投資家渉外責任者によると、原油生産量は前年同期比15%増(日量約35万バレル増)となりました。これは、生産効率の改善、プロジェクトの早期立ち上げ、一部の海洋生産設備の能力超過運転などが要因です。
特に、メロ油田のアレシャンドレ・デ・グスマン(Alexandre de Gusmão)ユニットとブジオス(Búzios)油田のP-78プラットフォームは、それぞれ日量10万バレルと12万バレルを生産しました。これらのプラットフォームは日量18万バレルの能力を持っています。また、P-79は5月に稼働を開始し、こちらも日量18万バレルの能力を有しています。
さらに、ブジオス油田のアルミルante・タマンダレ(Almirante Tamandaré)FPSO(浮体式生産貯蔵積出設備)は、当初日量22.5万バレルで設計されていましたが、ピーク時には日量27万バレルを生産し、ブラジルで最も生産量の多いプラットフォームとなりました。ペトロブラスは、その他にも6基のプラットフォームが当初の能力を超えて稼働できる体制を整えています。
シャンブリアール社長は、同社の年間生産量の減少率を、現政権発足時の約12%から約4%にまで抑制できたと述べました。
Source: MarketBeat
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