
エンビスタ、Q2増収増益、通期見通し上方修正
MarketBeat
公開日時: 2026/08/08 22:55
Sentiment Analysis
歯科材料・機器メーカーのエンビスタ(NVST)は、2026年第2四半期(4~6月期)に売上高が前年同期比7%増の7億3100万ドルに達し、利益面でも大幅な改善を記録したと発表しました。同社の発表によると、コア売上高は5%増加し、調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は28%増の14.7%の利益率を達成。調整後1株当たり利益(EPS)は58%増の0.41ドルとなり、フリーキャッシュフローは1億500万ドルとなりました。
セグメント別では、「機器・消耗品」部門が8.5%のコア売上高成長を牽引しました。この部門は、保険適用となる処置に使われる製品が多く、マクロ経済の変動の影響を受けにくい消耗品や、COVID-19パンデミック後の市場回復を受けた診断機器が好調でした。一方、「特殊製品・技術」部門は3.1%のコア売上高成長にとどまりましたが、インビザラインに代表されるマウスピース型矯正装置(クリアアライナー)の「Spark」ブランドが二桁成長(収益認識の変更を考慮すると高一桁成長)を維持しました。歯科インプラント関連は低一桁の伸びでしたが、ブラケット・ワイヤー製品は、前年の関税や価格改定前の駆け込み需要の反動で高一桁のマイナスとなりました。
エンビスタは、新製品投入やシェア獲得、インプラント事業への投資を成長戦略の中心に据えています。第2四半期には、根管治療に用いられる「ZenSeal Pro」や、修復処置用の軽量コードレス硬化ライト「Demi Pro」などを発売しました。また、デジタルボンディングプラットフォーム「Ormco Digital Bonding(ODB)」を全てのブラケットシステムに展開するなど、デジタル化への取り組みも進めています。
こうした好調な業績を受け、エンビスタは2026年通期の業績見通しを上方修正しました。通期のコア売上高成長率を3.5%~4.5%、調整後EBITDA成長率を11%~14%、調整後EPSを1.50~1.55ドルと予測しています。ただし、経営陣は、中国における歯科矯正およびインプラントの調達プログラムが、下半期の価格設定に圧力をもたらす可能性があると注意を促しています。
Source: MarketBeat
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