
マニトワック、大幅増収増益 通期見通しも引き上げ
MarketBeat
公開日時: 2026/08/08 21:05
Sentiment Analysis
建設機械大手マニトワック(MTW)が2024年第2四半期(4~6月期)に大幅な増収増益を達成し、通期の業績見通しも引き上げました。好調なクレーン需要や事業運営の改善が業績を牽引しました。
第2四半期の純売上高は前年同期比10%増の5億9500万ドルとなりました。調整後EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)は同約2倍の4900万ドルに達し、調整後EBITDAマージンも3.3ポイント改善し、売上高の8%以上に拡大しました。これは、同社にとって近年で最も力強い四半期業績の一つだとされています。
受注も大きく伸びており、第2四半期の受注額は同56%増の7億900万ドルに達し、受注残高(バックログ)は前期比1億1000万ドル増、前年同期比3億2100万ドル増の10億5000万ドルとなりました。この受注残高のうち、約7億5000万ドルが2026年に出荷される見込みです。
同社のアーロン・ラヴンクロフト社長兼最高経営責任者(CEO)は、「マニトワックのチームは第2四半期に素晴らしい結果をもたらした」と述べ、特に北米でのクレーン稼働率の高さや、ディーラー在庫の低水準が、在庫補充のためのディーラーチャネルからの堅調な受注を支えたと説明しました。
地域別では、欧州市場はまちまちでしたが、モバイルクレーン事業は力強い受注増を示しました。一方、タワークレーンは、来年1月に施行される新しい欧州安全基準(EN規格)への移行に伴い、自立式クレーンの需要が一時的に減少しました。しかし、特定のモデルでは需要が加速しており、今年の生産枠は既に完売しているとのことです。
また、韓国では半導体産業に関連した需要が堅調で、ベトナムやオーストラリアでも引き続き好調な状況が続いています。ラヴンクロフトCEOは、こうした地域的な強さは2027年まで続くと見ています。さらに、通常は需要が落ち着く7月でも、受注額は2億ドルを超えたと明かしました。
機械本体以外の売上高(アフターマーケット関連事業)も、第2四半期は前年同期比6%増の1億7200万ドルとなり、過去12ヶ月では過去最高の7億600万ドルに達しました。同社は、サービス拠点の拡充、アフターマーケット担当営業担当者やフィールド技術者の増員、リフティングアクセサリーの販売拡大、テクノロジー活用などを進める「CRANES+50」戦略を推進しています。ペルーの銅亜鉛鉱山から3年契約で250万ドルのサービス契約を獲得したことや、部品交換の迅速化を目指す新工場の開設、ブーム修理の専門センター設立などに言及しました。
これらの好調な業績を受け、マニトワックは2026年の売上高、調整後EBITDA、1株当たり利益(EPS)、フリーキャッシュフロー(FCF)の見通しを上方修正しました。関税還付金が業績に寄与したことに加え、データセンターや半導体関連の需要が今後も継続すると見込んでいます。
Source: MarketBeat
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