
航空部品メーカーLoar、好決算で通期見通し引き上げ
MarketBeat
公開日時: 2026/08/08 17:55
Sentiment Analysis
航空宇宙・防衛産業向け部品メーカーのLoar(LOAR)は、2024年第2四半期の売上高が前年同期比17%増の1億7200万ドルとなり、調整後EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)マージンは40.5%と過去最高を記録したと発表しました。
同社は、好調な需要に支えられ、2026年度通期の業績見通しも引き上げました。新たな買収を織り込まない前提で、売上高を6億6500万ドル~6億7500万ドル、調整後EBITDAを2億6500万ドル~2億7000万ドル、1株当たり調整後利益(EPS)を1.32ドル~1.36ドルと予測しています。
第2四半期の業績を牽引したのは、商用OEM(相手先ブランドによる製造)向け売上高で、前年同期比28%増となりました。これは、ボーイング(BA)やエアバス(AIR)といった航空機メーカーからの需要増加が背景にあります。特に、ボーイング787型機、エアバスA320ファミリー、ボーイング737ファミリー向けの部品販売が大きく伸びました。
商用アフターマーケット向け売上高も、航空旅行需要の回復に支えられ12%増となりました。CEOのダークソン・チャールズ氏は、サプライチェーンの混乱が緩和されたことで、顧客の在庫水準は低下しており、2027年には2026年よりもさらに力強い成長が見込まれるとの見方を示しました。
防衛関連の売上高は8%増となりましたが、政府機関の調達パターンによるばらつきがあるものの、市場のファンダメンタルズ(基礎的条件)に変化はないとしています。
Loarは、2024年度通期では、商用OEM向け売上高がハイダブルディジット(高い10%台)、商用アフターマーケット向けがローダブルディジット(低い10%台)、防衛関連がミッドシングルディジット(5%前後)の増加を見込んでいます。これらの見通しは、全事業部門が2025年初頭から同社傘下にあったと仮定したプロフォーマ(形式基準)ベースの数値です。
調整後EBITDAマージンが220ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大し40.5%となった要因として、チャールズ氏は、事業部門間の連携、戦略的なリソース配分、そして生産性向上策や新規受注、価格戦略の実行を挙げています。一方で、買収したLMBおよびHarper Engineeringの無形固定資産に係る償却費の増加により、粗利益率は60bp低下しました。
同社は、買収したBeadlight、LMB、Harperの3社も、当初の予想を上回る業績を上げており、今後も有機的な事業成長と買収戦略の両輪で成長を目指す考えです。5年間の有機的な事業パイプラインは約7億5000万ドルに達しており、そのうち約2億ドルは既に認証や発注済みとなっています。
Source: MarketBeat
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