
グローバス・メディカル、Q2増収増益 通期見通しも上方修正
MarketBeat
公開日時: 2026/08/08 10:55
Sentiment Analysis
医療機器メーカーのグローバス・メディカル(GMED)は、2026年第2四半期(4~6月期)決算で、売上高が前年同期比6%増の7億8960万ドルとなったことを発表しました。脊椎(せきつい)および外傷(がいしょう)事業の成長が、イネーブリング・テクノロジー(※手術支援技術)やネブロ(※同社製品名)事業の落ち込みを相殺しました。
非GAAP(一般に公正妥当と認められた会計原則)ベースの1株当たり利益(EPS)は、同56%増の1.34ドルと四半期ベースで過去最高を記録。調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)マージンは、前年同期の28.0%から35.4%へと大幅に拡大しました。
同社のキース・ファイユ社長兼最高経営責任者(CEO)は、「素晴らしい第2四半期を終え、下半期に向けて力強い2026年を展望できる」と決算説明会で述べました。
売上高の内訳を見ると、筋骨格(Musculoskeletal)事業は同8%増の7億6350万ドルとなりました。このうち、米国脊椎事業が7%増、国際脊椎事業が(恒常為替レートで)12%増、外傷事業は31%増とそれぞれ好調でした。特に、米国脊椎事業の成長は、手術件数の増加、営業担当者の採用競争力の向上、ロボット手術支援システム(※同社製ロボット)の利用拡大、新製品投入などが寄与したと説明されています。
また、外傷事業の伸びは、主力製品群でのシェア拡大や、需要増に対応できる供給体制の正常化が後押ししました。同社は第2四半期に、外傷処置用の「AUTOBAHN Hip Fastener」や「TENSOR Suture Button System」、低侵襲脊椎手術用の「Reline 1」など3つの新製品を投入しました。
一方で、イネーブリング・テクノロジー事業の売上高は同26%減の2610万ドルでした。これについて、カイル・クライン最高財務責任者(CFO)は、顧客が設備を現金一括購入するのではなく、リースやレンタルといったより柔軟な方法で導入する戦略への移行が影響したと説明しました。ロボット機器の設置台数は増加しているものの、収益認識のタイミングが変化していることが、売上高の減少として表れた形です。
通期の業績見通しについては、売上高ガイダンスを従来の31億8000万ドル~32億2000万ドルで据え置いた一方、調整後の1株当たり利益(EPS)の見通しを4.95ドル~5.05ドルに引き上げました。これは、上半期の利益率改善と事業運営の効率化(オペレーティング・レバレッジ)を反映したものです。
同社は第2四半期に約1億3610万ドルの自社株買いを実施しており、引き続きネブロ事業の販売実行力と利益率の改善にも注力していく方針です。
Source: MarketBeat
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