
Ducommun、航空宇宙・防衛需要で増収増益
MarketBeat
公開日時: 2026/08/08 04:55
Sentiment Analysis
航空宇宙・防衛機器部品メーカーのDucommun(デュコム、DCO)は、2023年第2四半期(4~6月期)決算で、売上高と利益が市場予想を上回る好調な結果となったことを発表しました。特に、ミサイル関連プログラムと民間航空機の需要が業績を牽引しました。
同社の第2四半期売上高は前年同期比12%増の2億2450万ドルとなり、2億ドル超えは5四半期連続、増収は21四半期連続となりました。内訳を見ると、民間航空機関連の売上高は16%増、軍事・宇宙関連は7%増でした。
利益面でも改善が見られ、売上総利益率は前年同期の26.4%から28.0%に向上しました。これは、施設統合プログラムによるコスト削減、戦略的な価格設定、製造量の増加などが要因として挙げられています。調整後EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)は前年同期の3170万ドルから3840万ドル(売上高比17.1%)に増加しました。これは、2027年までに調整後EBITDAマージン18%を目指す同社の「Vision 2027」計画に向けた進捗を示しています。
純利益は、前年同期の1280万ドル(1株当たり0.84ドル)から2040万ドル(1株当たり1.31ドル)に増加しました。なお、この純利益には、今年初めに発表された訂正報告に関連する一時的な役員報酬の回収分も含まれています。
特に軍事・宇宙関連では、ミサイル関連プログラムの売上高が68%増と急伸しました。PAC-3、SM-6、AMRAAM、トマホークといった主要なミサイルプログラムに加え、 Naval Strike Missile(NSM)プログラムも好調でした。これにより、ミサイル事業は過去12ヶ月で29%の成長を記録しています。一方で、レーダー、海軍、宇宙関連プログラムは、注文のタイミングにより一時的に減少しました。
民間航空機分野では、ボーイングやエアバスの生産増加に加え、737 MAXの改修機会が売上を押し上げました。
通期見通しは据え置き。Ducommunは、2023年通年の売上高について、当初の計画通り「中~高」の単桁台の成長を見込んでいます。ただし、第1四半期に一部生産を前倒しした影響で、第3四半期と第4四半期の成長率は「低~中」の単桁台になるとの見通しを示しました。期末時点での受注残高(Remaining Performance Obligations)は過去最高の11億6000万ドルに達し、四半期ベースの受注高・出荷高比率(Book-to-Bill Ratio)は1.4倍と、引き続き堅調な需要を示唆しています。
Source: MarketBeat
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