
バーミリオン・エナジー、ヘッジ切れで買い時か
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/07 12:15
Sentiment Analysis
カナダの石油・天然ガス会社、バーミリオン・エナジー(VET)について、アナリストは「買い」推奨とし、約25~30%の上値余地があると見ています。市場は同社のヘッジ(価格変動リスクを回避するための予約取引)が永久に続くと見込んでいるようですが、契約上は満了を迎えます。
バーミリオン・エナジーのヘッジされた生産量の割合は、2026年末までの47%から、2028年までの期間では約30%まで低下する見込みです。これは、同社が市場価格での販売機会を増やせることを意味します。
直近の四半期決算では、1バレルあたりのキャッシュフローは20.55ドル(約3,000円)を記録しました。ヘッジによる損失を除いた場合、この数値は25.65ドル(約3,700円)に達します。この約5ドルの差が、投資のポイントとなります。この差は、商品価格の変動ではなく、ヘッジ契約の満了によって縮小していくと考えられます。
同社の継続事業による生産量は、前年同期比4.3%増の日量125,787バレル(BOE:Barrel of Oil Equivalent、石油換算バレル)に増加しました。地域別では、欧州の天然ガスが生産量全体の13%を占めるに過ぎませんが、欧州での販売価格は、カナダ国内の主要指標であるAECO(アルバータ州の天然ガス価格指標)の3倍以上となっています。
長期負債は2026年に増加しましたが、そのうち61%は非現金項目である為替換算の影響によるものです。また、廃止措置費用(デコミッショニング・オブリゲーション)として10億9,000万ドル(約1,600億円)が計上されていますが、これは経営陣が参照するレバレッジ指標(企業の負債依存度を示す指標)の計算には含まれていません。
複数のシナリオ(弱気、標準、強気)を確率加重で分析したモデルでは、1株あたりの価値は19.45ドル(約2,800円)、または13.82米ドル(約2,000円)という試算結果が出ています。これは単一の目標株価ではなく、シナリオに基づいた価格レンジを示しています。
Source: Seeking Alpha
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