
マーケル、保険事業に懸念も割安感は健在
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/07 10:35
Sentiment Analysis
米保険・投資会社マーケル(MKL)の第2四半期決算は市場の期待に応えられず、発表後に株価は下落しました。主な要因は、同社の「フィナンシャルズ部門」における問題が再燃したことにあると考えられます。
しかし、アナリストは、保険事業の潜在的なリスクにもかかわらず、マーケルの株価は依然として割安であると指摘しています。第2四半期のボラティリティ(価格変動性)にもかかわらず、同社は保険事業と消費者事業の好調さで、フィナンシャルズ部門の不振を相殺しました。
現在、マーケルの株価は、株価純資産倍率(PBR)で過去20年近くの安値圏で推移しています。これは、堅調な投資収益と、有形株主資本(tangible book value、無形資産を除いた純資産)の成長を考慮すると、歴史的に見て割安な水準にあると評価されています。
実際、2026年度上半期の純投資収益は11%増加し、調整後利益の約半分を占めるまでになりました。また、過去5年間で、1株当たりの有形株主資本は13%~14%成長しています。
さらに、有形株主資本利益率(Return on Tangible Equity, ROTE)は14%に達しており、将来的なバリュエーション(株価評価)の再評価(リレーティング)の可能性も秘めています。これらの要因から、保険事業のブックリスク(保険引受に伴うリスク)を考慮しても、マーケルは今後中期的に年間20%以上のリターンをもたらす可能性のある、魅力的な投資機会を提供すると考えられています。
Source: Seeking Alpha
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