
ネットスカウト、Q1増収増益 サイバーセキュリティも強化
MarketBeat
公開日時: 2026/08/07 06:55
Sentiment Analysis
ネットワーク監視ソリューション大手のネットスカウトシステムズ(NetScout Systems、NTCT)が発表した2027会計年度第1四半期(2026年6月30日終了)決算は、売上高、利益ともに市場予想を上回る好調な結果となった。
同社の売上高は前年同期比12.7%増の2億1040万ドルとなり、非GAAP(一般的に認められた会計原則)ベースの1株当たり利益(EPS)も0.52ドルと、前年同期の0.34ドルから大きく改善した。
好調の主な要因は、サービス保証(Service Assurance)部門の売上高が19.7%増、エンタープライズ(企業向け)部門の売上高が19.1%増と、それぞれ力強い伸びを示したことだ。特にサービス保証は、全体の売上高の67%を占めた。
また、サイバーセキュリティ部門の売上高も0.6%増となった。同部門は、最近買収したDigiCert社のDDoS(分散型サービス妨害)攻撃対策資産を取り込み、Arbor Cloudインフラを自社で統合することで、緩和能力を毎秒30テラビットへと倍増させるなど、サイバーセキュリティ機能の強化を進めている。
同社は通期の業績見通しについて、売上高を8億8500万ドル~9億1500万ドル、EPSを2.65ドル~2.80ドルの範囲で据え置いた。ただし、第1四半期には約1000万ドル~1500万ドル規模の政府機関向け受注が前倒しで計上されたため、第2四半期の比較が難しくなる可能性があると注意を促した。
アニル・シンガル社長兼CEOは、「今回の好決算は、複雑化する企業およびサービスプロバイダーのテクノロジー環境において、高忠実度の可視性(visibility)に対する需要の高まりを反映したものだ」とコメント。顧客はネットスカウトのデータと分析能力を、オブザーバビリティ(可観測性)、AIOps(AI for IT Operations)、サービス保証、サイバーセキュリティ、DDoS攻撃対策などに活用していると説明した。
粗利益率は80.6%に達し、非GAAPベースの営業利益率は20.8%に改善した。エンタープライズ顧客が四半期売上高の63%、サービスプロバイダーが37%を占めた。地域別では、米国が59%、海外市場が41%だった。
Source: MarketBeat
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