
イラン、ホルムズ海峡の通行制限案で原油価格上昇
CNBC
公開日時: 2026/08/07 01:35
イランがホルムズ海峡の通行に関する制限的な草案を発表したことを受け、供給途絶への懸念から原油価格が上昇しました。
10月限の国際指標であるブレント原油先物は、1.22%高の1バレルあたり83.50ドルで取引を終えました。一方、9月限の米国産WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエイト)原油先物は1.11%高の78.15ドルとなりました。
オーストラリア・ウェストパック銀行は、「原油価格の上昇は、エネルギー価格と中東情勢からのさらなるインフレ圧力の可能性を排除できないことを示唆しており、米ドル高と米国債安につながった」と指摘しています。
報道によると、イランが発表した草案では、米国およびイスラエル籍の船舶によるホルムズ海峡の通過を禁止するとしています。また、イランに損害を与えた他国についても、賠償が行われるまで通過を認めないとしています。
イランとオマーンはホルムズ海峡の航路を定義する合意に向けて協力していると報じられていますが、現時点で合意は発表されていません。メディア報道によれば、ホルムズ海峡への入港便はイランの領海を、出港便はオマーンの領海を通過する形になるとみられています。
さらに、供給懸念を強める要因として、ウクライナがロシアの主要な製油所2カ所を攻撃したことや、米国によるサウジアラビア産原油の輸入量が7月にゼロとなり、1985年以来初めてとなったことが挙げられます。これはUOB銀行が指摘したものです。
一方、米国大統領のドナルド・トランプ氏は、イラン情勢に言及し、「戦争はまもなく終わるだろう」との見方を示しました。
Source: CNBC
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