
米プライオリティ・テクノロジー、買掛金事業が急成長
PYMNTS
公開日時: 2026/08/06 19:45
米国の決済テクノロジー企業、プライオリティ・テクノロジー・ホールディングス(Priority Technology Holdings)は、2026年第2四半期(4~6月期)の決算を発表し、買掛金(Payables)事業が大幅な増収を牽引したことを明らかにしました。同社の連結売上高は前年同期比9%増の2億6230万ドルとなりました。
中でも買掛金事業は、バイヤー(買い手)が資金を提供する売上(buyer-funded revenues)の増加に支えられ、同事業の売上高は前年同期比22%増の3040万ドルに達しました。同事業は、買掛金および融資ソリューションの提供、債務管理の自動化、運転資金の最適化、キャッシュバック獲得などを支援しています。
プライオリティ・テクノロジーのティム・オリアリー最高財務責任者(CFO)は、「バイヤーが資金を提供する売上は26.3%増加し2530万ドルとなった一方、サプライヤー(売り手)が資金を提供する売上は2.6%増加し510万ドルとなった」と決算説明会で述べました。
同社の他の事業セグメントも堅調な成長を見せました。財務ソリューション(Treasury Solutions)事業は、請求顧客数が15%増加し110万に達し、売上高は同15%増の6050万ドルとなりました。このセグメントの「Passport」ソリューションは、債務管理の自動化、財務オペレーションの効率化、流動性に関する透明性の向上などを提供します。
最大のセグメントであるマーチャント(加盟店)ソリューション事業は、オーガニックグロース(自然増)が4.5%だったことに加え、2025年下半期に行ったBoom CommerceやDealer Merchant Services(DMS)などの買収が寄与し、売上高は同8%増の1億7580万ドルとなりました。同事業は、POS(Point of Sale:販売時点情報管理)システムや加盟店アクワイアリング(クレジットカードなどの決済端末の導入・管理)ソリューションを提供しています。
プライオリティ・テクノロジーは、2026年度通期の業績見通しについても、売上高が前年比6%~9%増の10億1000万ドル~10億4000万ドルになるとの見通しを据え置いており、同社のトム・プリオレ会長兼CEOは、「多様なパートナーと統合コマースプラットフォームにおける顧客体験が、マーチャント、買掛金、財務ソリューション各セグメントの勢いを維持できるという確信を与えてくれる」とコメントしました。
Source: PYMNTS
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