
原油が急騰、中東情勢緊迫化で
FXEmpire
公開日時: 2026/08/06 19:05
6日の市場では、天然ガスが米エネルギー情報局(EIA)の週次報告を受け下落した一方、WTI原油とブレント原油は中東情勢の緊迫化を受けて上昇しました。
天然ガスは、EIAが発表した天然ガス在庫が前週比+330億立方フィート(Bcf)増加したことを受けて売られました。これは市場予想の+310億立方フィートを上回る増加幅です。現在の在庫水準は前年比-120億立方フィート、5年平均を+1950億立方フィート上回っており、これが天然ガス市場への弱材料となっています。現在、天然ガスは2.65ドルの水準を下回ろうとしており、これを下抜ければ次のサポートである2.50~2.55ドルのレンジに向かう可能性があります。一方、上値では2.75~2.80ドルのレジスタンス(抵抗)を上回る必要があります。
WTI原油は、イエメンの反政府勢力フーシ派がサウジアラビア支援部隊を攻撃したとの発表を受け、上昇に勢いがつきました。フーシ派はサウジアラビアが攻撃を準備していると主張しており、2022年に合意された停戦合意は現在有効ではありません。フーシ派はサウジアラビアの船舶を攻撃しようとしており、サウジアラビアは外交を優先しつつも、交渉が決裂した場合には軍事行動も辞さない構えです。また、イランはオマーンとホルムズ海峡の管理に関する合意に達したと発表しましたが、米国はこの合意に含まれていません。現在、WTI原油は77.50~78.00ドルのレジスタンスを上回ろうとしており、これを突破すれば50日移動平均線(50 MA)の約80.07ドルを目指す展開となります。下値では75.00ドルを下回ると、73.00~73.50ドルのサポートに向かう可能性があります。
ブレント原油も、中東情勢の緊迫化を受けて上昇し、82.00~82.50ドルのレジスタンス水準を試しています。フーシ派とサウジアラビアの間の潜在的な紛争は、供給途絶につながる可能性があります。ブレント原油が82.50ドルを上回って推移できれば、50 MAの約84.10ドルに向かい、さらに86.50~87.00ドルの次のレジスタンスを目指す可能性があります。
Source: FXEmpire
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