
OpenAI、アップルからの訴訟棄却を求める
PYMNTS
公開日時: 2026/08/06 16:15
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AI開発企業OpenAIは、アップル(AAPL)が企業秘密を盗んだと主張する訴訟について、裁判所に棄却を求めました。
OpenAIは、アップルの主張には根拠がなく、訴訟は従業員の行動を虚偽に描写していると、5日(米国時間)に連邦裁判所に提出した文書で主張しました。
OpenAIは、「アップルは細部にまで注意を払うことでその評判を築き上げてきた」とし、「この訴訟はその逆だ。明らかに十分な調査なしに提出され、文脈から切り離された選択的な抜粋や通常の行動に基づいたアップルの訴状は、アップル自身の言葉を借りれば『核心から腐っている』」と反論しました。
OpenAIのハードウェア担当最高責任者(Chief Hardware Officer)であるタン・タン氏は、アップル従業員への面接において業界の採用基準に従っていたと主張。また、窃盗の疑いをかけられている技術スタッフのチャン・リウ氏は、アップルが主張するように企業秘密を盗もうとしたのではなく、アップルの元同僚を助けようとしていたと説明しました。
OpenAIは、「アップルは、人材獲得や従業員の引き留めにおける自社の不備、そして製品へのAI統合の失敗を、根拠のない口実の訴訟で補うべきではない」と訴えています。
アップルはこの件に関するコメント要請に応じませんでした。
アップルは先月、タン氏とリウ氏がOpenAIの製品開発を支援するために企業秘密を盗んだと主張し、訴訟を起こしました。訴状によると、タン氏はアップルのサプライヤーに関する情報を自身のメールに転送し、OpenAIの面接を受けるアップル従業員に部品を持参するよう依頼したとされています。また、リウ氏はアップルのネットワークから機密ファイルをダウンロードし、アップル従業員に機密ファイルのコピー方法を指示したとも主張しています。
アップルは訴状で、OpenAIがこれらの情報をどのように利用したかは不明であるとしつつも、「技術スタッフのメンバーからハードウェア担当最高責任者まで、あらゆるレベルで、ビジネスパートナーと連携して、OpenAIはアップルの企業秘密および機密情報を盗んできた」と非難しました。
訴訟が提起された数日後、フィナンシャル・タイムズは、アップルが現在OpenAIに勤務する約40人の元従業員に対し、文書や通信記録の保全を求め、アップル側の弁護士との面談に応じるよう求める書簡を送ったと報じました。現在、約400人の元アップル従業員がOpenAIで働いています。
Source: PYMNTS
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