
金価格、7週ぶり高値
CNBC
公開日時: 2026/08/06 11:35
Sentiment Analysis
金価格が水曜日、6月下旬以来となる高値を付けました。予想を下回る雇用統計の発表や、ホルムズ海峡再開への期待が背景にあります。
スポット金(現物金)は一時1オンスあたり4,295ドルまで上昇しましたが、その後値を消し、木曜日には約4,268ドルで引けました。金先物は1オンスあたり4,329ドル前後で取引されています。
金は4連騰となり、7週間ぶりの高値圏で推移しています。これは、紛争開始以降、金を圧迫してきたいくつかの逆風がわずかに和らいできたことを示唆しています。
7月の民間企業の雇用者数は大幅に鈍化し、雇用成長の大部分はヘルスケア分野からのものでした。ADP(オートマティック・データ・プロセッシング)が水曜日に発表したこの弱い雇用統計は、9月の連邦準備制度理事会(FRB)による利上げの可能性を低下させます。利上げが後ずれすれば、利息の付かない金にとってはいくらかの安心材料となります。
一方、先週末のドル・円介入は、円を支えるために東京が約600億ドルの米国債を売却したとの見方から、ドル相場を下押しする要因となりました。報道によると、米国の円買いはユーロ売却によって賄われたとのことです。主要通貨に対するドルの値動きを示すドル指数は、約99.78と6週間ぶりの低水準で推移しています。
紛争中、金価格は原油価格とドルの両方と逆相関の関係で推移してきました。
金価格を押し上げる最後の要因は、ホルムズ海峡再開に向けた取り組みが進む中、中東情勢の緊張緩和です。イランは水曜日、オマーンとの間でこの重要な海峡を再開するための合意が間近に迫っていると発表し、リスク資産にとって歓迎すべきニュースとなりました。
しかし、最近の上昇にもかかわらず、金価格は1月下旬のピークである1オンスあたり5,589ドルを20%以上下回っています。金は厳しい半年間を経験しており、今年初めの記録的な上昇相場を経て、年初来高値を大きく下回る水準で推移しています。
Source: CNBC
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