
米仮想通貨取引所ジェミニ、株価90%下落もアナリストは「買い」推奨
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/05 22:15
米国の仮想通貨取引所であるジェミニ・スペースステーション(GEMI)の株価が、2025年9月の新規株式公開(IPO)時の高値から90%下落したにもかかわらず、ゴールドマン・サックスのアナリストは「投機的買い」の評価を維持し、12ヶ月の目標株価を7~8ドルに設定しました。
同社は、規制当局であるDCM(デジタル商品市場)、DCO(デジタル商品取引所)、FINRA(金融業規制機構)といった独自の規制スタックを有していますが、市場からはその価値がほぼゼロと評価されています。しかし、アナリストは、この規制上の優位性が競合他社が容易に模倣できない競争上の堀(競争優位性)を提供していると指摘しています。
ジェミニの2026年第1四半期(1~3月期)決算は、現物取引量が53%減少したにもかかわらず、収益が42%増加しました。これは、予測市場、株式、エージェンティック取引といった新商品の投入による事業の多角化が奏功したことを示しています。
一方で、同社は複数のリスクに直面しています。ニューヨーク州司法長官(NYAG)による12億ドルの訴訟、現物取引シェアの喪失、信用供与部門の延滞リスク、そして株式の希薄化リスクなどが挙げられます。次回の決算発表となる第2四半期(4~6月期)の決算(8月13日発表予定)が、今後の株価の方向性を左右する重要なイベント(バイナリーカタリスト)になると見られています。
Source: Seeking Alpha
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