
ウエスタンデジタル、需要逼迫で株価急騰
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/05 08:55
ストレージ大手ウエスタンデジタル(WDC)の株価が、AI(人工知能)ブームを背景とした需要の急増により、今年3月以降で114%上昇し、約550ドルに達しました。同社は、AI時代におけるストレージ需要の恩恵を受ける企業として、これまで市場で過小評価されてきたと見られていました。
最新の2026年度第3四半期決算では、好調な業績を発表しました。特に、バランスシートの改善が目覚ましく、純有利子負債はマイナスとなり、実質的にキャッシュプラスの状態に転換しました。これは、積極的な負債削減、自社株買いの増加、そして堅調な資本還元策の実行によるものです。
需要は極めて強く、2026年分のストレージ容量は既に完売しており、長期契約(LTA)は2029年まで延長されています。供給不足が継続する中で、価格も上昇傾向にあります。同社は、AI関連のデータストレージ需要が今後も堅調に推移すると見ており、2026年以降も需要が供給を上回る状況が続くと予測しています。
アナリストは、現在の株価は割高に見えるものの、数年にわたる成長サイクル、規律ある設備投資、そして次世代技術であるHAMR(Heat-Assisted Magnetic Recording)の重要な開発マイルストーン達成などを理由に、「買い」推奨を継続しています。HAMR技術は、従来の技術よりも高密度なデータ記録を可能にし、ストレージ容量の限界を押し広げるものと期待されています。
ウエスタンデジタルは、AIブームの恩恵を受けるストレージ分野における有力企業として、今後も注目を集めそうです。
Source: Seeking Alpha
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。