
アリババ、地政学リスクで割安感続く
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/04 14:25
Sentiment Analysis
中国のEC大手アリババグループ(BABA)の株価は、地政学的なリスクが軽減されない限り、構造的に割安な水準にとどまる可能性が高いと考えられています。同社の株価収益成長率(PEGレシオ)は、同業他社の中央値と比較して63%下回っており、長期的な1株当たり利益(EPS)の年平均成長率(CAGR)は33%と予測されています。この魅力的なバリュエーションにもかかわらず、成長がキャッシュフローに結びつくかが鍵となります。
最近発表された同社のAIモデル「Qwen3.8-Max」は、2.4兆(2.4T)パラメータのうち950億(95B)を活性化させ、100万トークンあたり2ドルの入力と6ドルの出力を可能にしました。この技術は、推論能力の向上に寄与した可能性がありますが、より広範なシステム全体が実際のエンジニアリング能力を反映していると見られています。クラウド利用率の向上と設備投資(capex)の正常化は、強気シナリオでは目標株価190ドル、制約シナリオでは120ドルを支持する要因となります。
しかし、ロシア、イラン、台湾を巡る地政学的な緊張が、アリババの株価評価(マルチプル)の上限を抑えています。より強固なグローバルな統合が進めば、さらなる株価上昇の可能性も秘めていますが、現状では地政学リスクがその重しとなっています。
前回の分析以降、アリババの株価は-8.5%下落しています。アリババは中国株の中で最も割安な銘柄というわけではありませんが、依然として良好なバリューを提供していると言えます。
Source: Seeking Alpha
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