
ビル・ゲイツ財団のMSFT売却、1000ドルの投資はいくらに?
Finbold
公開日時: 2026/08/04 10:55
米テクノロジー大手マイクロソフト(MSFT)の株価が、第1四半期決算発表後の急騰により、2026年の年初からの下落分を帳消しにし、年初来で3.11%の上昇となりました。これは、同社にとって記録的な不調だった2026年の状況から一転した動きです。
このような株価の急激な変化により、ビル・ゲイツ氏が設立したビル&メリンダ・ゲイツ財団が第1四半期にマイクロソフト株を全て売却したことが、同財団にとって「最悪の決断」の一つとなった可能性があります。
正確な売却日は不明ですが、第1四半期のマイクロソフト株は最高値483.47ドル、最安値356.77ドルで取引されており、期間中の平均価格は435.22ドルでした。もし財団が株価の天井付近で売却していなければ、8月初旬まで保有を続けていた場合と比較して、最大で10億ドルの利益を逃した計算になります。
一方で、もし別の投資家が2026年初めのマイクロソフト株の低迷を「買い」のシグナルと捉え、第1四半期の安値付近で1,000ドルを投資していた場合、現在の価値は1,366.85ドルに達しています。さらに、同期間の平均価格である435.22ドルで購入した場合でも、ポートフォリオは1,120.47ドルとなっています。たとえ第1四半期の最高値で購入したとしても、1,000ドルは1,008.65ドルとなり、わずかながら利益を得ていたことになります。
ビル・ゲイツ財団のマイクロソフト株売却は、2045年までの組織解散計画の一環か
しかしながら、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が意図的にマイクロソフト株の売却時期を計った可能性は低いと考えられます。同財団は2023年後半から一貫して同社株を売却しており、直近の購入は2023年第3四半期まで遡ります。
ビル・ゲイツ氏は、2025年前半には、自身の純資産が約20年で99%減少するという計画と共に、設立した財団を2045年までに解散する意向を表明していました。この計画に基づき、財団は保有資産の売却を進めていると見られます。
この約1年間で、ゲイツ財団のポートフォリオ価値は約25%減少しました。2025年第1四半期の提出書類では総保有額が418億ドルでしたが、2026年第1四半期の書類では316億ドルとなっています。
Source: Finbold
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