
Filtronic、SpaceXからの大型受注も利益は大幅減
Proactive Investors
公開日時: 2026/08/04 09:35
Sentiment Analysis
無線周波数(RF)技術を手掛けるFiltronic(FTC)の株価が、年間利益の急落を受けて10%下落しました。同社は、航空宇宙、防衛、通信、宇宙市場向けの製品を設計しており、AIM(ロンドン証券取引所の代替投資市場)に上場しています。
発表によると、営業利益は前年の1340万ポンドから400万ポンドに減少しました。金利、税金、減価償却費控除前利益(EBITDA)も1700万ポンドから1130万ポンドに落ち込みました。一方、売上高は5630万ポンドからわずかに減少し、5550万ポンドとなりました。1株当たりの基本利益は6.42ペンスから2.07ペンスに低下しました。純現金(不動産リースを除く)も1230万ポンドから1080万ポンドに減少しました。
同社は今年度、SpaceXとの関係を拡大し、次世代の窒化ガリウム(GaN)Eバンド技術に関する6250万ドルの受注を獲得しました。これは同社史上最大の単一契約となります。窒化ガリウムは、従来のヒ化ガリウム(GaAs)よりも高出力・高周波伝送を可能にする半導体材料です。
さらにFiltronicは、米国の顧客から800万ドルのアンプ開発契約、欧州の宇宙企業から700万ユーロの契約、欧州の防衛大手から1340万ポンドの契約も獲得しました。また、年間2億ポンド以上の収益を支えることができる新本社兼製造拠点をセッジフィールドに開設し、自己資金で完了しました。
Filtronicは、現在の会計年度において、市場の収益予想の約90%をカバーする受注残を抱えており、これらの予想達成に自信を示しています。ただし、ヒ化ガリウム供給から次世代技術への移行を反映し、今期の業績は下半期に偏重する見込みです。
Source: Proactive Investors
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