
メトロバンク、最高益でも株価下落
Proactive Investors
公開日時: 2026/08/04 08:45
英国の challenger bank(新興銀行)であるメトロバンク(MTRO)の株価が、過去最高の半期決算を発表したにもかかわらず、火曜日に9.3%下落し、162.93ペンスとなりました。同社は通期およびそれ以降の業績見通しも据え置きました。
6月までの6ヶ月間の税引き前利益(一時項目を除く)は34%増の6100万ポンドとなり、これはメトロバンクの歴史上最高の半期利益です。コアレンディング(中核となる貸出)は前年比43%増加し、同社は市場シェアを獲得したと述べています。
ネット金利マージン(NIM、銀行が貸出で得る利息と預金に支払う利息の差)は6月末時点で3.25%に達し、前年同期比0.3パーセントポイント上昇しました。同社は、英国のハイストリートレンダー(実店舗を持つ銀行)の中で預金コストが最も低い水準を維持しているとしています。
収益性向上のため、より利回りの高い法人向け、商業向け、専門モーゲージ貸出(住宅ローンの一種)へとシフトを進めています。有形株主資本利益率(ROTE)は、半期で7.5%に達しました。メトロバンクは、ROTEを第4四半期に13%超、2027年に15%超、2028年には18%以上に引き上げるという目標を維持しています。
同社はまた、過去最高の承認済みローンパイプラインを報告しており、これがさらなる貸出成長を支えると予想しています。財務資産の再価格設定も、マージンとリターンのさらなる押し上げ要因となる見込みです。
ダニエル・フラムキン最高経営責任者(CEO)は、「今年上半期は、メトロバンクにとって力強い勢いと戦略的実行が継続した期間でした」とコメントしました。
メトロバンクは、3つの新規支店のリース契約を締結するなど、支店網への投資も継続しており、顧客の需要に応える形で商品やサービスの拡充も進めています。
今回の株価下落は、年初来50%上昇していた株価に対する一部利益確定の動きとみられています。
Source: Proactive Investors
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。