
米BDCゴラブ・キャピタル、配当利回りに警鐘
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/04 08:35
金融アナリストのロバーツ・バージンズ氏は、ビジネス・ディベロップメント・カンパニー(BDC)であるゴラブ・キャピタル(GBDC)の投資判断を「中立」から「売り」に引き下げました。同氏は、ファンダメンタルズの悪化と配当カバレッジの薄さを理由に挙げています。
ゴラブ・キャピタルは現在、純資産価値(NAV)比で0.92倍の株価で取引されており、これはセクター中央値の0.69倍を上回る水準です。しかし、バージンズ氏は、現在のファンダメンタルズではこのバリュエーションを正当化できないと指摘しています。
特に懸念されているのは、配当カバレッジの脆弱性です。利払い・税引き・減価償却前利益(EBITDA)に対する純利息収入(NII)の比率は103%と、かろうじて配当をカバーしている状況です。さらに、PIK(Payment-In-Kind)収入によるキャッシュフローへの圧迫や、今後予定されている金利上昇局面での債務借り換えコストの増加も、キャッシュカバレッジをさらに悪化させる要因となる可能性があります。
また、バージンズ氏は、非利息収入(non-accruals)の増加、ソフトウェアセクターへの集中、そしてバランスシートの柔軟性の限界といったリスク要因が、株価の下落リスクを高め、配当の再度の引き下げにつながる可能性が高いと分析しています。
同氏は2025年7月の過去の記事でも、ゴラブ・キャピタルが配当支払いを維持する上で「非常に危うい状況」で事業を運営していると指摘していました。
Source: Seeking Alpha
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