
スミス&ネフュー、米国事業の不振で通期売上見通しを引き下げ
Proactive Investors
公開日時: 2026/08/04 07:55
Sentiment Analysis
医療技術メーカーのスミス&ネフュー(Smith & Nephew、SN)は、第2四半期の米国における整形外科および創傷ケア事業の不振を受け、通期の売上高成長見通しを引き下げました。これを受け、同社の株価は一時6.6%下落し、1,118.5ペンスとなりました。
同社は、通期の売上高成長率を従来の約6%から約4%に下方修正しました。一方で、事業利益(trading profit)、フリーキャッシュフロー、投下資本利益率(ROIC)に関するガイダンスは維持されました。これは、事業効率の改善と関税の恩恵による追加の5,000万ドルの寄与によるものです。
第2四半期(6月までの3ヶ月間)の売上高は2.8%増の16億ドルとなりましたが、為替変動の影響を除いた実質ベースの売上高成長率は1.6%にとどまり、同社はこれを予想を下回る水準だと説明しています。
スポーツ医療製品への需要は堅調でしたが、米国の股関節インプラント事業における一時的な逆風、膝インプラント事業での継続的な困難、そして創傷ケア製品「SANTYL」の販売が予想を下回ったことが、その伸びを相殺しました。
上半期(1月~6月)の売上高は4.6%増の31億ドル(実質ベースでは2.3%増)でした。事業利益は8.1%増の5億6,600万ドルとなり、事業利益率は17.7%から18.3%に改善しました。調整後1株当たり利益(EPS)は11%増の47.7セント、営業利益は4.3%増の4億4,800万ドルでした。
フリーキャッシュフローは5.2%減の2億3,100万ドルとなりました。これは、新たな英国の創傷ケア工場の建設やITシステムのアップグレードへの支出増加が一部要因として挙げられています。
スミス&ネフューは、新製品の投入や祝日の増加(取引日数の増加)に支えられ、下半期の売上高成長率が5%~5.5%に加速すると予想しています。また、さらなる5,000万ドルのコスト削減策を特定しており、2026年までの累計削減額は2億ドル規模になると見込んでいます。同社は引き続き事業利益の成長を目指しています。
Source: Proactive Investors
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