
NVIDIA、8月は過去最高の季節的要因か
Finbold
公開日時: 2026/08/03 10:45
Sentiment Analysis
半導体大手NVIDIA(NVDA)は、過去20年間で8月が最も株価が上昇しやすい月であることが、チャート分析プラットフォームTrendSpiderの分析で明らかになりました。80%の確率で株価が上昇しており、これは5月(約71%)、2月・11月(約70%)、9月(約65%)を上回る数値です。この季節的な要因は、NVIDIAが直近の高値から調整局面に入ったタイミングと重なります。過去には、株価が主要なサポートライン(下値支持線)に近づいた後に最も強い季節的月を迎える場合、買いが入りやすくなる傾向がありました。
さらに、NVIDIAは重要なテクニカル指標である200日移動平均線(200 EMA)に接近しています。これは機関投資家が注目する長期的なトレンドを示す指標です。過去、この水準でのサポートが意識された後には、株価は力強い上昇を見せてきました。直近の調整で、株価は約200ドル付近、200 EMAは約191ドル付近まで下落しており、このサポートゾーンでの反発が期待されます。長期的な上昇トレンドの中で200 EMAから反発する局面は、長期投資家にとって魅力的なエントリーポイントとなることが多いです。
次の大きな材料は、8月26日に予定されている第2四半期(2027年2月期)決算発表です。同社は売上高約910億ドルを見込んでおり、アナリストは910億ドルから940億ドルの範囲、1株当たり利益(EPS)は2.08ドルから2.12ドルと予想しています。NVIDIAは、AIブーム以降、 Blackwell AIシステムやデータセンター向け製品の強い需要に支えられ、一貫してアナリストの予想を上回る決算を発表してきました。一部のアナリストは、供給制約の緩和や次世代システム「Vera Rubin」の貢献により、下半期の成長加速も予想しています。
NVIDIAの投資妙味は、AIインフラ分野における同社の支配力にあります。2026会計年度(2026年1月期)の売上高は前期比65%増の2159億ドルと過去最高を記録しました。2027会計年度第1四半期(2027年4月期)はさらに加速し、前期比85%増の816億ドルに達しました。売上の90%以上をデータセンター関連が占め、AIのトレーニング、推論、ネットワーク、高速コンピューティングにおけるリーダーシップを強調しています。粗利益率は約75%と非常に高く、配当の増額や800億ドルの自社株買い枠拡大を通じて、株主還元も継続しています。
Source: Finbold
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