
VICI、2026年見通し引き上げ、新規事業も拡大
MarketBeat
公開日時: 2026/08/01 05:55
Sentiment Analysis
米国の不動産投資信託(REIT)であるVICIプロパティーズ(VICI)は、2024年第2四半期決算を発表し、調整後FFO(Funds From Operations、不動産からの営業キャッシュフロー)が前年同期比4.6%増の1株あたり0.62ドルとなったことを明らかにしました。同時に、2026年度の調整後FFO(1株あたり)のガイダンスの下限を引き上げ、中間値で3.4%の成長を見込んでいます。
同社は、2026年度の調整後FFOを26億7500万ドルから26億9500万ドル、1株あたりでは2.45ドルから2.47ドルと予測しています。これは、従来の1株あたりガイダンスの下限を0.01ドル引き上げた形となります。
決算発表によると、2024年6月30日時点での総有利子負債は172億ドルで、調整後EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)に対するネットデットの比率は約4.9倍でした。これは、同社が目標とする5倍から5.5倍のレンジを下回っています。また、流動性(現金および借入可能枠)は約25億ドルを確保しており、財務基盤は安定しています。
VICIは、新たな投資分野として、リゾート運営会社「クラブメッド」との提携を発表しました。セントルシア島にある「Carambola Beach Resort」の買収と再開発プロジェクトで、VICIにとって初のビルド・トゥ・スーツ(建設から賃貸までを行う)投資であり、カリブ海地域での初の不動産取得案件となります。同社はこのリゾートの買収に2000万ドルを拠出し、クラブメッドによる約5500万ドルの再開発費用も負担します。このリゾートは、クラブメッドの高級ブランド「Exclusive Collection」として運営される予定で、2027年第4四半期の開業を目指しています。
VICIのCEO、エド・ピトニアック氏は、新規オペレーターとの最初の投資は、将来的な関係拡大の基盤となるとの見方を示しました。クラブメッドは今後数年間でポートフォリオを60カ所から100カ所に拡大する目標を掲げており、VICIはこうした成長戦略を支援していく考えです。
第2四半期には、その他にも複数の取引が完了しました。ゴールデン・エンターテイメントとの11億6000万ドルのセール・アンド・リースバック(物件を売却し、すぐに賃借する取引)や、クレアベスト社とのノースフィールド・パークでの新規賃貸借契約の開始、パートナーであるPURE社と共にカナダ・アルバータ州のゲームホスト社の不動産を約2億カナダドルで買収しました。これらの取引により、クレアベスト社、ゴールデン・エンターテイメント社、クラブメッドが、VICIにとって14番目、15番目、16番目のテナントとなりました。
Source: MarketBeat
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