
SKハイニックス、AI需要で急騰の兆し
Seeking Alpha
公開日時: 2026/07/31 11:15
韓国の大手半導体メーカー、SKハイニックス(SK hynix)の株価が、大幅な下落を経て力強い回復を見せています。同社は、人工知能(AI)インフラの拡大を背景とした高性能メモリ半導体「HBM(High Bandwidth Memory)」の分野でリーダーシップを発揮しており、アナリストによる投資評価も「買い」に引き上げられました。
SKハイニックスは、一時株価が約60%下落するという厳しい局面を経験しましたが、その後30%のリバウンドを達成。これは、株価が底を打ち、再び上昇局面に入ったことを示唆していると見られています。
直近の第2四半期決算では、売上高が前年同期比で250%増、営業利益は同550%増という驚異的な成長を記録しました。この業績は、AI向け半導体の需要が引き続き旺盛であることを裏付けています。
特に、AIデータセンターの構築に不可欠なHBMメモリにおいて、SKハイニックスは競合他社に先駆けて技術開発を進め、供給体制を確立しています。長期的な供給契約と、AI需要に牽引されるDRAMおよびHBMの堅調な需要が、当面の成長を支える要因となっています。
ただし、アナリストは、2028年以降は設備投資の増加や収益成長の鈍化が見込まれるため、市場の成長ペースも落ち着く可能性があると指摘しています。現在のSKハイニックスの株価は、将来の収益予測(フォワードPER)が約4.6倍と、競合であるマイクロン・テクノロジー(MU)よりも割安な水準で取引されています。これは、市場が将来的な成長の正常化リスクを織り込んでいることを示唆しています。
しかしながら、アナリストは、今回の株価の底堅さを「力強い底打ち」と評価しており、株価がさらに上昇する前に、投資を拡大する好機であると見ています。AIブームの恩恵を受けるSKハイニックスの今後の動向に注目が集まります。
Source: Seeking Alpha
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