
ピーボディ株急落、集団訴訟の可能性
GlobeNewsWire
公開日時: 2026/07/31 10:55
Sentiment Analysis
石炭大手ピーボディ・エナジー(Peabody Energy)の株価が、同社の主力高級硬質粘結炭(コークス炭)鉱山であるセンチュリオン鉱山の生産量に関する説明に虚偽があったとして、投資家が同社と一部幹部を相手取り集団訴訟を起こしました。証券詐欺の疑いがかけられています。
訴訟によると、ピーボディは2026年7月31日以前の期間において、センチュリオン鉱山のロングウォール(長壁式採掘)の加速により生産量を増やすと発表していました。同社は、センチュリオン鉱山の高級硬質粘結炭の出荷量が2026年に7倍の350万トンに達し、それ以降もさらに増加すると述べていました。2026年2月5日には、ロングウォール採掘開始に向けてセンチュリオン鉱山の最終調整を進めており、当初の予定より大幅に進んでいると示唆していました。
しかし、実際にはセンチュリオン鉱山は深刻な稼働開始の課題に直面しており、コストの増加と生産量の減少を招いていたと訴状は主張しています。
株価急落の経緯
こうした状況が明らかになったのは、2026年3月30日でした。ピーボディはこの日、センチュリオン鉱山からの販売量が第1四半期に25万トンにとどまったと発表しました。同社は、この低調な販売量について「予想を上回る鉱山稼働開始の課題」が原因だと説明しました。この発表を受け、ピーボディの株価は1株あたり3.82ドル、率にして9.7%下落し、2026年3月27日の1株39.50ドルから35.68ドルに値を下げました。
さらに、2026年5月5日には、ピーボディはセンチュリオン鉱山の稼働遅延に加え、コスト増加と生産量低下を発表しました。同社は第2四半期の販売量を約30万トンと見込み、年間販売見通しを当初の350万トンから250万トンに下方修正しました。このニュースにより、株価は1株あたり1.52ドル、率にして5.7%下落し、2026年5月4日の1株26.52ドルから25.00ドルとなりました。
現在、この集団訴訟はミズーリ州東部地区連邦地方裁判所に係属しており、訴訟番号は「McGeachy v. Peabody, et al. , No. 26-cv-01020」です。投資家は2026年8月24日までを期限に、裁判所に訴訟の主導者(Lead Plaintiff)として選任されるよう申し立てることができます。
Source: GlobeNewsWire
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