
ITV、上半期利益増で通期見通し達成へ
Proactive Investors
公開日時: 2026/07/31 07:35
Sentiment Analysis
英ITV(ITV)は、2026年上半期の業績がほぼ予想通りに進捗し、通期の業績見通し達成に向け順調に進んでいると発表しました。ITVスタジオの成長とデジタル広告の勢いが業績を支えています。
上半期(6月末まで)のグループ収益は前年同期比2%増の19億ポンド、外部収益は1%増の16億ポンドとなりました。調整後EBITA(利払い・税引き・償却前利益)は横ばいでしたが、調整後1株当たり利益は22%増の2.2ペンスに増加しました。法定税引前利益は16%増の7800万ポンド、法定1株当たり利益は25%増の1.5ペンスでした。
ITVスタジオの収益は、内部収益の増加と配給収益の成長により2%増加しました。調整後EBITAは9%減少しましたが、これは制作物の納品時期、下半期に偏った高利益率のライセンス契約、そして石鹸ドラマや昼間の番組制作におけるスケジュールの変更などが影響したとしています。
メディア&エンターテインメント部門は収益が2%増加しました。総広告収入(TAR)は上半期全体で3%増、第2四半期では8%増となりました。動画配信サービス「ITVX」の視聴時間は27%増加し、デジタル広告収入はサッカーのワールドカップ(男子)に支えられ、前年同期比13%増加しました。
キャロリン・マッコール最高経営責任者(CEO)は、「ITVは堅調な上半期業績を達成し、ITVスタジオの良好な収益成長とメディア&エンターテインメント部門における力強く収益性の高いデジタル収益成長を含む、通期業績見通しの達成に向けて順調に進んでいます」とコメントしました。
同社は、ITVスタジオの通期収益が市場全体の成長率を上回ると引き続き予想しており、利益率は目標レンジである13%~15%の下限になると見ています。また、マクロ経済の不確実性から、第3四半期の総広告収入は5%程度減少すると予想しています。
さらに、ITVは1億ポンド(約190億円)規模の自社株買いを発表しました。これは、株主還元を強化する動きとみられます。
Source: Proactive Investors
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