
マイクロソフト株、決算好調で一時8%超上昇
Finbold
公開日時: 2026/07/30 10:45
Sentiment Analysis
米マイクロソフト(MSFT)の株価が、2026年度第4四半期決算の発表を受けて急騰しました。7月29日の通常取引では0.71%下落していましたが、決算発表後の時間外取引で8.88%上昇し、425.21ドルに達しました。これにより、マイクロソフトの時価総額は一夜にして約2570億ドル増加しました。
同社の第4四半期決算は、一株当たり利益(EPS)が4.74ドルと、市場予想の4.24ドルを上回りました。売上高も900億1000万ドルとなり、アナリスト予想の876億2000万ドルを超え、市場予想を両方とも上回る「ダブルビート」となりました。
特に、クラウドサービスAzureの成長が顕著で、前四半期の40%から43%に加速しました。インテリジェントクラウド部門の売上高は393億1000万ドルに達し、前年同期比31.6%増となりました。これはアナリスト予想の381億6000万ドルを上回る数字です。
フリーキャッシュフローは196億4000万ドルと減少しましたが、同日に決算を発表したメタ・プラットフォームス(META)の落ち込みと比較すると、その影響は限定的でした。
また、マイクロソフトは巨額の設備投資(CapEx)に伴う損失についても、他の多くの企業とは異なり、市場からペナルティを受けませんでした。第4四半期の設備投資関連費用は410億ドルに達し、年間では約1750億ドルに達すると見込まれています。投資家は、人工知能(AI)とその関連インフラへの投資収益率(ROI)が不透明な中、設備投資の増加に警戒感を示していました。
注目すべき点として、データセンターやオフィスビルの耐用年数が、従来の15年から25年に延長されました。これは、ドットコムバブル期に敷設されたケーブルが後に価値を発揮したことと比較され、AIインフラ構築における重要な要素となっています。一方で、ハイテク機器はケーブルよりも耐用年数が短いという懐疑的な見方もあり、今回の耐用年数延長は、財務上の「錬金術」を試みる動きとの見方も出ています。しかし、企業向けハードウェアが消費者向けデバイスとは逆に、より堅牢で耐久性が向上している可能性も指摘されています。
Source: Finbold
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