
BAEシステムズ、防衛費増で利益上方修正
Proactive Investors
公開日時: 2026/07/30 07:55
英国の防衛大手BAEシステムズは、防衛費の増加を追い風に、2026年度通期の業績見通しを引き上げた。上半期の売上高と受注が伸び、フリーキャッシュフローも大幅に改善した。
6月までの半年間の売上高は前年同期比9%増の158億ポンドとなり、全事業部門で成長を記録した。調整後営業利益は11%増の17億ポンド、同1株当たり利益(EPS)は13%増の38.9ペンスとなった。
受注高は132億ポンドから164億ポンドに増加し、同社の受注残高は過去最高の840億ポンドに達した。これにより、BAEシステムズは2026年度通期の売上高成長率予測を従来の7-9%から8-10%に上方修正した。調整後営業利益の成長率予測も9-11%から10-12%に引き上げた。調整後EPSの成長率予測は9-11%から11-13%に引き上げられた。
フリーキャッシュフロー(FCF)の目標額は、13億ポンド超から20億ポンド超に引き上げた。2024年から2026年までの累計FCF目標額も60億ポンド超から67億ポンド超に増額した。上半期のFCFは、顧客からの前払金に支えられ、前年同期の3億6800万ポンドの流出から18億ポンドの流入となった。
チャールズ・ウッドバーン最高経営責任者(CEO)は、「世界の脅威情勢は依然として非常に不安定であり、各国政府は防衛予算を着実に増加させて対応している」と述べた。
BAEシステムズは、英国の原子力潜水艦計画「ドレッドノート」を支援する59億ポンドの契約や、戦闘機共同開発計画「グローバル・コンバット・エア・プログラム」に関する50億ポンド超の契約などを獲得した。
中間配当は11%増の1株当たり15ペンスに引き上げられた。同社は上半期に配当と自社株買いを通じて、株主に9億3300万ポンドを還元した。
Source: Proactive Investors
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