
ロールスロイス、業績予想を上方修正
CNBC
公開日時: 2026/07/30 07:45
英国のエンジニアリング大手ロールスロイス(Rolls-Royce)は、防衛需要の拡大とAIデータセンター建設ブームの恩恵を受け、2023年通期の利益およびキャッシュフロー見通しを上方修正しました。同社は、今年上半期の好調な業績を受けて、この度の見通し引き上げに踏み切りました。
上半期の調整後営業利益は25億ポンド(約33億ドル)となり、前年同期比46%増を記録しました。売上高も24%以上増加し、113億ポンドに達しました。
ロールスロイスは、通期の調整後営業利益を従来の40億~42億ポンドから47億~49億ポンドに引き上げました。フリーキャッシュフロー(FCF)見通しも、従来の36億~38億ポンドから38億~40億ポンドに上方修正しています。
同社の株価は、この発表を受けて一時6%上昇し、その後も3.6%高で推移しています。
今回の好調な業績は、ロールスロイスが世界の市場を再形成する二大投資トレンド、すなわち急増する防衛支出とAI駆動型データセンターの急速な拡大から恩恵を受けていることを浮き彫りにしました。
ロールスロイスのヘレン・マッケイブ最高財務責任者(CFO)は、CNBCの独占インタビューに対し、同社のデータセンター向け電源事業における受注が上半期に50%以上増加したと述べました。これは、電力網の制約の中で、データセンター事業者がバックアップ電源やオンサイト電源ソリューションへの需要を高めているためです。
また、英国の防衛投資計画やNATO(北大西洋条約機構)による軍事投資拡大の動きなど、長期的なコミットメントに支えられた防衛支出の増加からも、事業機会が拡大していると指摘しました。
Source: CNBC
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。