
シェル、大幅増益で市場予想を上回る
CNBC
公開日時: 2026/07/30 06:45
Sentiment Analysis
石油・天然ガス大手シェル(SHEL)は、第2四半期の決算で市場予想を大幅に上回る利益を発表しました。中東情勢の緊迫化に伴う原油・天然ガス価格の高騰が追い風となりました。
同社の調整後利益は98億4000万ドルとなり、アナリスト予想(LSEG集計)の87億9000万ドルを大きく上回りました。前年同期の42億6000万ドル、今年1-3月期の69億2000万ドルからも大幅な増加です。
この結果は、2022年第2四半期以来、約4年ぶりの高水準となります。当時、ロシアのウクライナ侵攻直後の原油・天然ガス価格高騰により、114億7000万ドルの利益を計上していました。
シェルは、来四半期も30億ドルの自社株買いプログラムを継続する方針です。
第2四半期の主な業績は以下の通りです。
営業キャッシュフロー: 214億ドル(実現価格の上昇が寄与)純有利子負債: 417億5000万ドル(前期末の526億ドルから減少)2026年の設備投資見通し: 240億ドル~260億ドルの範囲で変更なし
今回の好決算は、イラン情勢を巡る中東での軍事行動を受けて、エネルギー大手各社が化石燃料価格の高騰から恩恵を受けている状況を反映しています。米国は水曜日、先週の爆撃停止後、中東で初となる空爆を実施しました。米中央軍は、火曜日のイランによる中東の米軍への攻撃未遂に対する「強力な対応」だと説明しています。
ロンドン証券取引所でのシェル株は、今年に入ってから約21%上昇していますが、同じく英国のBPやフランスのトタルエナジーズ、米国のエクソンモービルやシェブロンといった競合他社には遅れをとっています。
Source: CNBC
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