
P&G、売上高予想未達 販売数量伸び悩む
CNBC
公開日時: 2026/07/29 11:45
Sentiment Analysis
米日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(PG)が24日発表した2024年度第4四半期(4~6月期)決算は、売上高が市場予想を下回った。一方、1株当たり利益は予想を上回った。同社の株価は、決算発表前の取引で3%以上下落した。
同社の発表によると、第4四半期の売上高は前年同期比2%増の212億ドルとなり、市場予想の213億8000万ドルに届かなかった。調整後1株当たり利益は1.43ドルで、アナリスト予想の1.41ドルを上回った。
通期の売上高は2%増の820億ドルだった。しかし、オーガニック売上高(買収・売却や為替変動の影響を除く)は、販売数量の伸び悩みが響き、横ばいとなった。これは、多くの消費財メーカーが直面している課題であり、消費者がより安価なプライベートブランド製品に切り替えたり、既存製品の使用期間を延ばしたりする傾向が強まっているためだ。
部門別では、ビューティー部門が3%の販売数量増と最も好調だった。この部門には、パンテーンや olay(オレイ)、SK-IIなどのスキンケア製品が含まれる。ファブリック&ホームケア部門も1%の販売数量増となり、タイド洗剤やスイーパーなどが含まれる。一方、ベビー・フェミニン・ファミリーケア部門とグルーミング部門は、ともに販売数量が1%減少した。ヘルスケア部門は、オーラルケア製品の売上減が響き、販売数量が3%減少と最も低調だった。
同社は、2025年度(2024年7月~2025年6月)の通期見通しについても発表した。オーガニック売上高は1%~3%の増加を見込む。調整後1株当たり利益は6.89ドル~7.11ドルの範囲になると予測している。市場予想は1株当たり利益7.04ドル、売上高成長率2.7%だった。
原材料費、エネルギー価格、輸送費の上昇による税引き後で約10億ドルのコスト増を見込んでおり、これが利益を圧迫する要因となる。さらに、純金利費用の増加や、非営業収益の減少、不利な為替レートも重なり、2025年度の1株当たり利益を約56セント押し下げる(8%減)と予想している。
また、同社は、シャイレーシュ・ジェジュリカー最高経営責任者(CEO)が、8月1日付で現職に加え、取締役会議長に就任することも発表した。後任の取締役会議長は、ジョナサン・モーラー氏が務める。
Source: CNBC
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