
アルファベット、設備投資増で株価下落も買い場か
Seeking Alpha
公開日時: 2026/07/29 02:15 JST
アルファベット(GOOGL)は、前年同期比24%の力強い増収を達成し、クラウド事業は82%増、営業利益率も拡大しました。しかし、2026年までに2000億ドルという巨額の設備投資(Capex)計画が発表され、フリーキャッシュフロー(FCF)がマイナスに転じ、株式の希薄化が必要となったことから、市場では懸念の声が上がっています。
クラウド事業と人工知能(AI)への投資は、売上高と利益率の顕著な成長を牽引しています。特に、AI向け半導体「TPU」のスケールアップや、AI企業Anthropicとの大型契約などが進んでいます。AI関連の巨額な設備投資と、一部の顧客への依存度が高いというリスクはありますが、アルファベットは中核事業とAI主導の事業の両方で引き続き優位な立場にあると考えられます。
同社株は、前回推奨時と比較して市場平均を20%以上下回っています。市場の懸念は、2026年までに2000億ドル、これは同社の売上高の5%以上に相当する設備投資計画に集中しています。この積極的な設備投資は、フリーキャッシュフローの圧迫や、資金調達のための株式発行(希薄化)につながる可能性が指摘されています。
しかし、クラウド事業の急成長(82%増)や、AI分野での着実な進展は、将来の収益拡大への期待を抱かせます。AI向け半導体の開発・供給体制の強化や、Anthropicのような有力企業との提携は、アルファベットがAI競争において競争優位性を維持するための重要な要素です。
これらの要因を踏まえると、現在の株価下落は、長期的な成長を見据えた投資家にとって、アルファベットの株式を割安な価格で購入する機会となる可能性があります。
Source: Seeking Alpha
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。