
ロッキード・マーティン、ミサイル事業拡大で株価上昇期待
Seeking Alpha
公開日時: 2026/07/28 08:15
Sentiment Analysis
航空宇宙・防衛大手ロッキード・マーティン(LMT)の株価が、ミサイル事業の拡大を追い風に再び魅力を増しています。アナリストによる投資判断が「中立」から「買い」に引き上げられました。
同社の成長を牽引するのは、PAC-3、THAAD、そしてPrSMといったミサイルシステムの生産拡大です。これらの事業は、現在の地政学的な緊張の高まりを受けて需要が急増しています。
直近の第2四半期決算は好調でした。売上高は前年同期比11%増の201億ドルに達し、フリーキャッシュフロー(営業活動によるキャッシュフローから設備投資を差し引いたもの)は29億ドルまで回復しました。さらに、受注残高(バックログ)は過去最高の2300億ドルを記録し、経営陣は通期の業績見通しを引き上げました。
特に、ミサイル・火器管制(MFC)部門の業績が目覚ましい伸びを示しています。同部門の売上高は19%、利益は24%増加しました。経営陣は、2030年までこの部門で年平均10%台半ばの成長(CAGR)と大幅な設備投資を見込んでいます。
現在の株価は、2026年予想1株当たり利益(EPS)の19.1倍で取引されており、これは過去のバリュエーション(企業価値評価)と比較して割安感が出てきています。MFC部門の成長、キャッシュフローの改善、そして航空部門(Aeronautics)の業績回復が進めば、さらなる株価上昇の可能性があります。
筆者は2023年3月、ロッキード・マーティンに対し「中立」のレーティングを付与していました。当時から防衛関連の強力な追い風や大きな受注残高は認識していましたが、バリュエーションが十分に魅力的ではありませんでした。当時の株価は約474ドルでしたが、現在は約580ドルまで上昇しています。
Source: Seeking Alpha
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