
ジェンマブ、ダルザレックス好調で通期見通し上振れか
Seeking Alpha
公開日時: 2026/07/28 07:25
Sentiment Analysis
医薬品開発のジェンマブ(GMAB)は、2024年上半期(1-6月期)の業績見通しを発表し、主力製品である多発性骨髄腫治療薬「ダルザレックス」の売上高が好調に推移していることが明らかになりました。アナリストは、この勢いが続けば通期の業績見通しを上回る可能性があると見ています。
発表によると、上半期のダルザレックスの売上高は81億7000万ドルに達し、ジェンマブが当初設定していた通期売上高見通し160億ドルの半分を既に超えました。
同社は、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が販売するダルザレックスからのロイヤリティ(販売手数料)収入で収益を上げています。このロイヤリティ率は、第1四半期の14.2%から、通期では約16.9%まで上昇すると見込まれています。
アナリストの試算では、仮に第2四半期の売上高が横ばいで推移したとしても、通期の売上高は165億9000万ドルとなり、ジェンマブが示したガイダンスの上限である164億ドルを上回る計算になります。
アナリストはジェンマブに対し、目標株価36ドルで「買い」のレーティングを付与しており、現在の株価(28.74ドル)から約25%の上昇余地があると見ています。
一方で、ジェンマブにはいくつかのリスク要因も指摘されています。まず、株価が既に割高であるというプレミアムバリュエーションの問題です。次に、売上高がダルザレックスに集中していることによる事業リスク、純有利子負債が36億9000万ドルと大きいこと、キャッシュコンバージョン(現預金創出力)の弱さ、そしてパイプライン(新薬開発)の失敗リスクなどが挙げられています。
Source: Seeking Alpha
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