
ユニリーバ、10年ぶりの高成長
Proactive Investors
公開日時: 2026/07/28 07:15
Sentiment Analysis
ユニリーバ(UL)は、10年超ぶりの四半期販売数量(ボリューム)成長を記録し、通期見通しを引き上げました。同社が発表した第2四半期の売上高は、市場予想の4.14%を上回る5.8%増となりました。これは第1四半期の3.8%増から加速したものです。
特に、販売数量は市場予想の2.29%を大きく上回る5.5%増となり、売上高は3.8%増の130.5億ユーロに達し、市場予想の128.7億ユーロを上回りました。最高経営責任者(CEO)のフェルナンド・フェルナンデス氏は、「ユニリーバにとって10年以上で最高の販売数量となった四半期」と述べ、特に「パワーブランド」と新興国市場が成長を牽引したと説明しています。
上半期の調整後営業利益は0.9%増の51.9億ユーロとなり、市場予想の51.6億ユーロをわずかに上回りました。調整後営業利益率は市場予想通りの20.3%でした。
ユニリーバは、通期の売上高成長率を従来の4-6%レンジの下限から4-6%に、販売数量成長率を2%以上から約3%に上方修正しました。後半の売上高成長率は、コモディティ価格高騰への対応としての価格引き上げが主導し、4-5%になると予測しています。また、2025年の通期営業利益率については、20%から「緩やかな改善」が見込まれるとしています。
事業部門別では、上半期の調整後売上高はホームケアが7.6%増と最も好調で、ビューティー&ウェルビーイングが5.9%増、パーソナルケアが4.8%増と続きました。一方、フーズ部門は、先進国市場の軟調さや米国の調味料市場での競争激化を反映し、1.2%増にとどまりました。
同社は第2四半期配当として1株あたり0.4664ユーロを発表しました。これは第1四半期と同水準で、前年同期比では3%の増加です。また、6月には15億ユーロの自社株買いを完了しています。
Source: Proactive Investors
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。