
中国半導体CXMT、上海市場で470%高
CNBC
公開日時: 2026/07/27 11:06 JST
中国の大手メモリチップメーカーである長鑫存儲技術(CXMT)が、上海証券取引所のハイテク株向け市場「科創板(STAR Market)」に上場し、初値から約470%上昇しました。これにより、CXMTは中国本土で最も時価総額の高い企業となりました。
同社は新規株式公開(IPO)で579億2000万元(約86億ドル)を調達しました。IPO価格は1株あたり8.66元でしたが、上場初日には49元超えを記録し、時価総額は約3兆3000億元(約4900億ドル)に達しました。これは今年のアジア最大規模のIPOとなります。
CXMTは2016年に設立された企業で、IPO目論見書によると、2025年のDRAM(半導体メモリの一種)の世界市場シェアは7.67%を占めていました。DRAMチップはスマートフォンからサーバーまで、幅広い電子機器に不可欠な部品です。
調達した資金は、主にメモリウェハー(半導体チップの元となる円盤状の基板)の量産や、技術力・競争力強化のための研究開発プロジェクトに充てられる予定です。
CXMTの業績も好調です。2024年第1四半期には、前年同期の28億3000万元の損失から一転、354億3000万元の営業利益を計上しました。これは、世界的なコンピューティングパワー需要の継続的な増加や、大手メーカーによる生産能力の配分が影響したと考えられます。
今回のCXMTの上場は、米アップルが中国国内で販売するデバイス向けに、同社のDRAMチップのテストを開始したとの報道があった直後であり、注目度が高まっていました。世界のDRAM市場は、サムスン電子、SKハイニックス、マイクロン・テクノロジーといった企業が寡占状態にあります。
Source: CNBC
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