
フォルクスワーゲン、減収見通しに下方修正
CNBC
公開日時: 2026/07/24 06:55
Sentiment Analysis
ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は、第2四半期の利益が市場予想を下回ったと発表しました。米国での主力電気自動車(EV)の生産終了や、製品構成の悪化などが響きました。これを受け、2026年の売上高見通しも下方修正しています。
欧州最大の自動車メーカーである同社の4~6月期の営業利益は35億ユーロ(約6000億円)となり、前年同期比で約10%減少しました。これは、リフィニティブが集計した市場予想の43億ユーロに届きませんでした。
また、2026年の売上高については、従来の前年比0~3%増から、マイナス3%~横ばいへと見通しを引き下げました。
今回の決算発表は、同社が最大10万人の雇用削減を検討していることが明らかになった直後に行われました。これは当初の倍の規模であり、巨額の関税コストや中国ブランドとの競争激化の中で、利益率の低下に対処するためのものです。
今月初めに従業員宛ての社内文書で、オリバー・ブルーメ最高経営責任者(CEO)は、同グループのコストが競合他社と比較して20%高いと指摘し、さらなるコスト削減が必要であると述べていました。
ブルーメCEOは、ドイツ国内4工場の閉鎖の可能性について、代替の活用策を確認できていないとも伝えていたと報じられています。これら4工場とは、ハノーバー、ツヴィッカウ、エムデンにあるフォルクスワーゲンの工場と、アウディのネッカーズルム工場を指します。
フォルクスワーゲンは4月、米市場でのEVを取り巻く厳しい環境を受け、テネシー工場での主力EV「ID.4」の生産を終了すると発表していました。
同社は2024年末、労働組合と工場閉鎖を回避し、2030年末までの強制的な人員削減を行わないことで合意していました。
フォルクスワーゲンの株価は、年初来で約30%下落しています。金曜日の市場では、取引開始前の段階で3.3%安となっていました。
Source: CNBC
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