
ヒクマ、株価回復はまだ道半ばか
Proactive Investors
公開日時: 2026/07/22 15:45
Sentiment Analysis
ジェネリック医薬品メーカーのヒクマ・ファーマシューティカルズ(Hikma Pharmaceuticals PLC)は、直近の株価上昇で安値から既に30%回復しましたが、アナリストは依然として上昇余地があると見ています。昨年の利益警告(プロフィットウォーニング)後、投資家の信頼を再構築できれば、さらなる株価上昇が期待できると、パンミュア・リベラムのアナリストは指摘しました。
同証券会社は、8月6日に予定されている同社の半期決算発表を前に、「買い」のレーティングと1,600ペンスの目標株価を据え置きました。株価は「もはや売られすぎではないが、依然として良好な回復ストーリーを持っている」と分析しています。
直近の株価上昇で割安感は薄れたものの、アナリストは、今後の株価上昇は大きなサプライズよりも、着実な業績実行にかかっていると考えています。
パンミュアは、ヒクマの第1四半期の業績はガイダンス(業績見通し)の範囲内にとどまり、グループ全体の収益は約3%増の17億1,000万ドルになると予測しています。
同証券会社は、通期の業績見通しの上方修正は期待していませんが、今回のインライン(予想通り)の業績は、波乱の時期を経てきた投資家を安心させるだろうと述べています。
新しい最高財務責任者(CFO)の選任や、中期的な業績見通しの再開に関する具体的な発表は、現時点では期待されていません。
アナリストは、特に「下半期の成長の主な推進力」と位置づける「Tyzavan」の販売動向について、注射剤事業に注目が集まると見ています。
一方、ブランド医薬品事業は「縁の下の力持ち」であり、ヒクマは中東・北アフリカ地域における商業パートナーとしての地位を強化していると評価しています。
パンミュアは、同地域の地政学的な緊張が、紛争が大幅にエスカレートしない限り、事業に重大な影響を与える可能性は低いと見ています。
同証券会社は、最近の株価回復にもかかわらず、ヒクマの株価は依然として割安なバリュエーション(株価評価)水準にあると主張しています。具体的には、株価収益率(PER)は約9倍、企業価値(EV)はEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)の7倍未満で取引されており、さらなる上昇の可能性を示唆しています。
Source: Proactive Investors
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