
Telegram、10億人超に仮想通貨ウォレット導入へ
Benzinga
公開日時: 2026/07/22 06:45
Sentiment Analysis
ロシアのメッセージアプリ大手Telegramの創設者であるパベル・ドゥロフ氏は、10億人以上のユーザーを抱える同アプリに、ネイティブな非カストディアル型(自己管理型)仮想通貨ウォレットを導入すると発表しました。これにより、Telegramアプリ内で手数料無料の仮想通貨取引が可能になります。
ドゥロフ氏はこれを「史上最大の非カストディアル型仮想通貨ウォレットの展開」と表現しています。非カストディアル型ウォレットは、中央集権的な仮想通貨取引所が管理するウォレットとは異なり、利用者が自身の秘密鍵(プライベートキー)を完全に管理できるため、トークンに対する所有権が保証されます。一方で、資産の安全性に対する責任も全て利用者に委ねられます。
現在、Telegramには「Wallet」という名称の仮想通貨ウォレットが既に組み込まれており、ユーザーはこれを通じて仮想通貨の送受信や保管を行うことができます。今回の発表は、この既存の機能をさらに拡張し、より多くのユーザーが容易に仮想通貨を利用できる環境を整備するものとみられます。
このニュースを受けて、Telegramブロックチェーン上で発行されているネイティブトークンであるTONコイン(旧称Gram)は、火曜日に7%以上上昇しました。TONコインは、Telegramが過去に独自の仮想通貨「Gram」を発行しようとしたプロジェクトに関連しており、その後、Telegramブロックチェーン上でエコシステムが発展する中で、TONコインとしてその役割を引き継いでいます。
今回のウォレット導入は、仮想通貨の一般ユーザーへの普及を加速させる可能性を秘めています。特に、日常的に利用するメッセージアプリに直接組み込まれることで、仮想通貨取引のハードルが大幅に低下し、新たなユーザー層の獲得につながることが期待されます。一方で、自己管理型ウォレットの普及に伴い、秘密鍵の管理方法やセキュリティ対策に関する啓発も重要になると考えられます。
Source: Benzinga
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。