
小型株に注目:ボストン・ビア、オペラ、リンドブラッドの動向
MarketBeat
公開日時: 2026/07/21 13:15
Sentiment Analysis
2026年の米国株式市場では、割高感のあるテクノロジー株から資金が流出し、小型株指数であるラッセル2000がS&P500を大きく上回る約18%の上昇を見せています。こうした中、異なるストーリーを持つ3つの小型株、ボストン・ビア(SAM)、オペラ(OPRA)、リンドブラッド・エクスペディションズ(LIND)の動向が注目されています。
ボストン・ビア(SAM)は、主力ブランド「サミュエル・アダムス」で知られるビールメーカーですが、近年は苦戦が続いています。過去5年間で株価は80%以上下落し、8年ぶりの低水準で取引されています。2026年第1四半期には、通期の1株当たり利益(EPS)見通しを下方修正し、2025年通期と同水準の8.50~10.50ドルに引き下げました。創業者であるジム・コッホ氏が2025年8月にCEOに復帰しましたが、短期的には株価への影響は限定的です。しかし、アナリストの目標株価コンセンサスは224ドルと、7月20日の株価(180.43ドル)から20%以上のアップサイドを示唆しています。7月23日の決算発表が今後の株価の鍵となりそうです。
オペラ(OPRA)は、ウェブブラウザで知られる企業ですが、近年はエージェンティック人工知能(AI)分野へのピボットが奏功し、過去5年間で約92%のリターンを上げています。これは、市場全体の資金が消費財からテクノロジー、特にAIへとシフトしている流れを反映しています。同社は通期売上高で7億2000万~7億3500万ドルを予測しており、下限でも前年比25%増となる見込みです。アナリストの目標株価コンセンサスは21.50ドルと、7月20日の株価(19.58ドル)から約10%の上昇余地を示唆していますが、この予測は保守的である可能性も指摘されています。さらに、4%を超える配当利回りや3億ドルの自社株買い計画も、同社の魅力を高めています。
リンドブラッド・エクスペディションズ(LIND)は、長期的な魅力があるものの、短期的には買われすぎている可能性があると見られています。同社は、探検クルーズなどを手掛けており、今後の成長が期待される一方で、短期的な投資妙味については慎重な見方が示されています。
小型株市場は、テクノロジー株への集中から分散を図りたい投資家にとって魅力的な選択肢となり得ますが、個々の企業のファンダメンタルズや成長見通しを慎重に見極めることが重要です。
Source: MarketBeat
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