
フラジャーズ、ヒューゴ・ボス株を30%超に
Proactive Investors
公開日時: 2026/07/21 07:15
Sentiment Analysis
英フラジャーズ・グループ(Frasers Group PLC)は、ドイツのファッションブランド、ヒューゴ・ボス(Hugo Boss)の保有株比率を30%超に引き上げたことを発表しました。これにより、ドイツの規則に基づき、強制的な買収提案(テイクオーバー・オファー)の対象となる閾値を超えました。
同社は7月17日、オプション契約の権利行使により、ヒューゴ・ボスの株式約3.69%にあたる255万株を追加取得しました。これにより、フラジャーズ・グループの保有比率は約30.28%(約2090万株)に達しました。この数字には、既に同社の買収提案に応じた株式は含まれていません。
スポーツ用品大手スポーツ・ダイレクト(Sports Direct)や高級百貨店ハウス・オブ・フレーザー(House of Fraser)、ファッションブランドのフランネルズ(Flannels)などを傘下に持つフラジャーズ・グループは、6月10日に1株あたり38ユーロの現金での買収提案を開始しました。この提案は、同社が既に保有していないヒューゴ・ボスの株式価値を約20億ユーロと評価しています。
一方、ヒューゴ・ボスは株主に対し、この買収提案を拒否するよう呼びかけています。同社は、提示価格が企業の真の価値ではなく、法定最低価格を反映しているに過ぎないと主張しています。フラジャーズ・グループが提示した38ユーロという価格は、買収提案発表前の6ヶ月間で同社が支払った最高額であり、提案前の株価に対して約4%の上乗せに過ぎません。
ヒューゴ・ボスのダニエル・グライダー最高経営責任者(CEO)は、2028年までの成長を目指す同社の「Claim 5 Touchdown」と名付けられた事業再建計画に言及しています。同社の株価は、英国と中国での需要低迷を受け、2023年7月のピーク時から半値程度に下落しています。
なお、フラジャーズ・グループによる買収提案の受付期間は、7月27日までとなっています。
Source: Proactive Investors
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。