
空飛ぶクルマ、2028年目標を再確認
CNBC
公開日時: 2026/07/20 17:25
Sentiment Analysis
電動垂直離着陸機(eVTOL)開発のアーチャー・アビエーション(ACHR)は、2028年までの商業運航開始という野心的な目標を再確認しました。同社は、防衛分野での活用を目指した自律型垂直離着陸機「サンダー」を、防衛技術企業アンドゥリルと共同で発表しました。
アーチャーのCEO、アダム・ゴールドスタイン氏は、2028年のロサンゼルスオリンピックでのエアタクシー運航開始が「野心的な目標」であるとしつつも、「全力を尽くして達成する」と意欲を示しました。同氏は、この目標達成には規制当局やインフラ整備における課題克服が不可欠であると述べています。
今回発表された「サンダー」は、アンドゥリルと共同開発されたもので、有人航空機やヘリコプターと共に運用されることを想定した防衛用の無人機です。両社は2024年に提携を発表しており、今回の共同開発はその一環となります。発表を受け、アーチャーの株価は一時18%以上上昇しました。
アーチャーはこれまで、都市部の交通渋滞緩和や排出ガス削減を目指した電動垂直離着陸機の開発で知られてきました。しかし、この分野では、規制やインフラ整備の遅れが機体認証のタイムラインを押し上げる要因となっています。
近年、アーチャーを含むeVTOL関連企業は、米国政府が進めるパイロットプログラムの恩恵を受けています。このプログラムは、26州での試験飛行を通じて、eVTOLの早期展開を加速させることを目的としています。ゴールドスタイン氏は、「このプログラムは、最終的に認証につながる公衆の信頼と規制当局の信頼を得る上で極めて重要だ」と語りました。
また、アーチャーを含む多くのeVTOL企業は、防衛分野へのポートフォリオ拡大も進めています。米国軍は、戦場における新技術や人工知能(AI)ツールの導入に積極的です。ゴールドスタイン氏は、地政学的な緊張の高まりを背景に、防衛分野はアーチャーにとって「巨大な市場」であると指摘しました。さらに、「防衛分野での応用は非常に印象的で、兵士にとって非常に必要とされている」と述べ、商業用途とは異なる認証プロセスで済む点もメリットとして挙げました。
Source: CNBC
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