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アクティブETF、コア運用で存在感増す
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ETF Trends
公開日時: 2026/07/20 22:55 JST
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ポートフォリオの中核を担う「コア運用」において、インデックスに連動する従来の投資信託に加え、運用者の裁量で銘柄選定を行うアクティブETF(上場投資信託)の活用が広がっています。近年、アクティブETFの設定・純資産残高は増加傾向にあり、特に低コスト化が進んでいる点が注目されています。
T. Rowe Priceが提供する「T. Rowe Price Active Core U.S. Equity ETF(TACU)」と「T. Rowe Price Active Core International Equity ETF(TACN)」は、その代表例です。これらのETFは、当初、信託報酬が無料(ゼロベーシスポイント)となっており、2027年1月以降もそれぞれ14bps(0.14%)、20bps(0.20%)と低水準に抑えられています。これは、アクティブ運用ファンド間の競争激化と、ETFという商品形態の普及が背景にあります。
アクティブETFがコア運用で注目される理由は、主に以下の3点が挙げられます。
- 低コスト化の進展前述の通り、アクティブETFは運用コストの引き下げ競争が激化しており、投資家にとって魅力的な選択肢となっています。低コストでアクティブ運用が利用できることは、長期的な資産形成において大きなメリットとなります。
- 高い柔軟性従来のインデックスファンドは、市場全体の時価総額加重平均で銘柄が選定されるため、NVIDIA(NVDA)、Microsoft(MSFT)、Amazon(AMZN)といった一部の大型株への集中度が高まる傾向があります。しかし、アクティブETFは、ファンダメンタルズ分析とクオンツ分析を組み合わせ、ボトムアップ(個別企業分析)で銘柄を選定します。これにより、市場環境の変化や個別企業の業績に応じて、柔軟にポートフォリオを組み替えることが可能です。例えば、特定の銘柄のパフォーマンスが低下した場合でも、迅速に他の有望な銘柄に入れ替えることができます。また、TACNのような国際株式ETFは、米国大型ハイテク株への過度な集中を避け、ポートフォリオの分散効果を高めることも期待できます。
- パッシブ運用との補完性パッシブ運用(インデックス運用)は、今後もポートフォリオの重要な一部であり続けるでしょう。しかし、アクティブETFを組み合わせることで、パッシブ運用だけでは捉えきれないリターンを追求することが可能になります。特に、AI関連銘柄のように市場全体を牽引するテーマがある一方で、市場全体の勢いが鈍化する局面では、アクティブ運用による個別銘柄の選定能力が強みを発揮します。さらに、ETFの持つ取引の容易さから、必要に応じてコアとなるETFを入れ替えることも可能です。TACUやTACNのような低コストのアクティブETFは、こうした補完的な役割を担う選択肢として、投資家のポートフォリオ構築において検討に値すると考えられます。
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Source: ETF Trends
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。