
ブロードコム株、2026年8月までに300ドル割れの可能性
Finbold
公開日時: 2026/07/18 13:45
半導体・インフラソフト大手ブロードコム(AVGO)の株価が、2026年8月下旬までに300ドル近辺まで下落する可能性があるとの分析が示されました。これは、重要なテクニカルサポートラインを割り込んだ場合という条件付きの弱気な見通しです。
テクニカル分析を手掛けるTradingShotが7月17日にTradingView上で公開した分析によると、ブロードコム株は直近の取引で370ドル近辺で取引を終え、一時は495ドル近辺まで上昇したものの、その後大きく値を下げています。
分析によれば、ブロードコム株は6月3日に長期的な上昇トレンドラインで反落した後、勢いを取り戻せずにいます。さらに、直近では50日移動平均線(MA)でも抵抗に遭っており、この水準がここ数週間、上値抵抗線として機能しています。200日移動平均線ではサポートを見出しているものの、全体的なトレンドは弱気であると指摘されています。
この分析では、トレーダーにとって次の重要なシグナルは、AVGOが200日移動平均線を明確に下回って引けるかどうかだとされています。このサポートラインを下抜けた場合、売り圧力が加速し、約285ドルから300ドルの間の数ヶ月ぶりのサポートゾーンに向けて動く可能性があります。チャート上の予測経路では、このような下落は8月を通じて進行し、株価は8月下旬から9月上旬にかけて300ドル水準に達する可能性があると示唆されています。この目標値は、長期的なサポートレベルとして特定されている週足100期間移動平均線とも一致します。
モメンタム指標も、この慎重な見通しを裏付けています。相対力指数(RSI)は中立圏にとどまっており、持続的な回復を確立できておらず、買い手がまだトレンドをコントロールできていないことを示しています。
一方で、この弱気なチャート予測は、ブロードコムのファンダメンタルズ(企業業績)とは対照的です。同社は、2026年度第2四半期に過去最高の売上高221億9000万ドルを記録し、前年同期比48%増となりました。特にAI半導体部門の売上高は143%増の108億ドルと過去最高を更新し、利益面でも市場予想を上回りました。ブロードコムは、カスタムAIアクセラレータ、ネットワーク機器、そして買収したVMwareのソフトウェア事業に対する強い需要から引き続き恩恵を受けており、AIインフラ投資の主要な受益者の一つとしての地位を確立しています。
Source: Finbold
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