BP、石油・ガス事業に活路か
Proactive Investors
公開日時: 2026/07/17 13:45
Sentiment Analysis
英石油大手BP(BP)の最大の事業再構築の機会は、石油・天然ガスの上流事業にあると、米金融大手シティグループ(Citi)は分析しています。同社は、旧経営陣が進めていた再生可能エネルギー中心の戦略から、石油・ガス事業の再構築へと舵を切っています。
CitiのアナリストがBPのメグ・オニール最高経営責任者(CEO)とのラウンドテーブルを行った後、BPの最優先事項は「統合された石油・ガス会社の再建」であると指摘しました。かつて注力していた再生可能エネルギー事業への「希薄なピボット(方向転換)」は、最終段階に入ったとみられています。
Citiによると、BPの上流事業の収益性は数年間、競合他社に遅れをとっていました。そのため、ポートフォリオの合理化や新規事業への投資を通じて、業績を改善する余地は大きいとされています。
現在、BPは17カ国で石油・ガスを生産していますが、米エクソンモービル(XOM)が19カ国であるのに対し、事業規模は約半分です。このことから、BPは多数にわたる資産の整理を進め、より収益性の高い事業に資本を集中させる可能性があるとCitiはみています。
特に、ブラジルでの「ブメラング(Bumerangue)」ガス田の発見は、BPがポートフォリオを再構築する上で、重要な成長機会となる可能性が示唆されました。
BPは今週発表した第2四半期決算(来月初旬発表予定)に先立つ取引状況の声明で、第1四半期末時点の253億ドルから、少なくとも23億ドルの純有利子負債を削減する見込みだと明らかにしました。これは、ハイブリッド債25億ユーロの返済や、メキシコ湾原油流出事故(Gulf of America settlement)に関する11億ドルの支払いを行った後の結果です。
Source: Proactive Investors
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