米国輸入物価、予想外の上昇 中国からの品目コストは08年以来最高
CNBC
公開日時: 2026/07/17 22:35 JST
Sentiment Analysis
米国の6月の輸入物価は前月比0.3%上昇しました。エネルギー価格の下落を他の品目の価格上昇が上回った形です。前年同月比では7.1%上昇し、2022年8月以来の大きな伸びとなりました。
市場予想は0.8%の下落だったため、予想外の展開となりました。
今回の発表では、人工知能(AI)関連の設備投資が物価に影響を与えている可能性が示唆されました。コンピューター、周辺機器、半導体などのコストが上昇しています。
これらの品目以外では、産業用機械やサービス用機械のコスト上昇が、燃料・潤滑油価格の0.4%下落を相殺しました。燃料・潤滑油価格は5月に12.6%上昇していました。
特に中国からの輸入物価は前月比0.9%上昇し、2008年1月以来最大の月次上昇率を記録しました。これは関税の影響などが反映された可能性があります。前年同月比では1.3%の上昇で、2021年11月から2022年11月までの期間以来の大きな伸びとなりました。
一方、中国への輸出物価は6月に0.2%下落しましたが、前年同月比では7.4%上昇し、2022年8月以来の大きな伸びとなりました。
今回の報告は、原油価格の下落が6月の物価抑制に寄与したものの、エネルギー以外でもインフレの兆候が広がりつつあることを示しています。企業は様々なコスト上昇に直面しています。
今週初めには、消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)がいずれも下落したと発表されていました。これは、米・イラン間の緊張緩和により原油価格が一時的に軟化したことが主な要因でした。
輸出物価全体では0.6%下落し、2025年5月以来の月次下落となりました。しかし、前年同月比では10.2%上昇しています。
Source: CNBC
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